交流の家について

国立中央青少年交流の家とは?

  • 独立行政法人国立青少年教育振興機構に属する28施設のうちの一つです。
  • 青少年に対して教育的観点から様々な体験活動の機会を提供する青少年教育施設です。
  • 学校や幼稚園・保育園の集団宿泊体験活動、学校の部活動・合宿、大学や一般のサークル活動、企業研修、家族等、幅広く青少年団体や一般団体の研修の支援を行います。

国立中央青少年交流の家でできること

  • 体験

    体験

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    富士山トレッキング、野外炊事、ウォークラリーやクラフト活動など様々な体験活動を行うことができます。

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  • 宿泊

    宿泊

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    共同宿泊生活を通し、規則正しい生活習慣の体得や、仲間・他団体との交流を育むことができます。

    宿泊施設を見る
  • 学習

    学習

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    会議室・講堂等の施設を活用し、座学学習、勉強合宿、講演・講義などの学習活動を行うことができます。

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  • 運動

    運動

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    体育館、武道場・グラウンド・テニスコートなどを活用し、スポーツ合宿を行うことができます。

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  • 教育
    事業

    教育事業

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    国立中央青少年交流の家が企画するキャンプなど、様々な事業の参加者を募集しています。

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  • 所外
    研修

    所外研修

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    体験型のレクリエーション施設、富士山学習施設など、多様な施設での研修を兼ねた宿泊合宿も盛んにおこなわれています。

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研修活動のご案内

春 イメージ

さあ、1年の始まり
新たな仲間と絆を深めよう!

春は、新入生、新規採用職員を対象とした新入生オリエンテーション、企業研修などがさかんに実施されます。
中学校、高等学校、専門学校、短期大学、大学から企業まで、様々な世代が集う、フレッシュな1年の始まりです。

夏 イメージ

富士山麓の最も活気に満ちた季節
異年齢・異世代と交流しよう!

夏は、仲間との交流を深める宿泊研修として、野外炊事活動やキャンプファイアーなどが盛んにおこなわれます。
富士山の開山期には、富士山麓でのトレッキング活動も行うことができます。7月~9月には、テントサイトが開設し、テントを活用した研修も行うことができます。
また、夏休みには、スポーツ施設を活用した合宿も盛んに行われ、様々な目的をもつ団体、異年齢・異世代の青少年が多数集い、さかんに交流が行われます。

秋 イメージ

気候のおだやかな秋
宿泊研修に最適な季節

春と同様、秋にも、学校の宿泊研修は盛んに行われます。
所内を活用した野外炊事、キャンプファイアー、所外に出て、富士山麓や近隣の山でのトレッキングなど、多彩な自然体験活動が行うことができるのも、この季節の特色です。

冬 イメージ

静かな環境での学習活動。
所外施設でウインタースポーツ!

冬は、静かな環境を活用し、学校・サークル・部活動等による勉強・ゼミ・スポーツ合宿などに活用できます。
近隣施設にはスキー・スケートなどのウインタースポーツ、牧場などの体験型のレクリエーション施設、富士山学習施設など多様な施設があり、所外研修を兼ねた研修も多く行われています。
また、季節柄、富士山が美しく見られる日も多く、県外からのご利用も増えています。

国立中央青少年交流の家の沿革

世界の平和と日本文化の発展を願って

「国立中央青少年交流の家」(当時は、「国立中央青年の家」)は、皇太子殿下(現上皇陛下) 御成婚記念事業の一環として、昭和34年に開設された我が国最初の国立青少年教育施設です。
昭和33年7月、在留していたアメリカ軍が東富士演習場ノースキャンプでレクリエーションセンターとして使用していた施設が、日本に返却されることになりました。
この時、御殿場市に住み、米軍当局と地元民との交流に尽力されていた根上ツナさんが、「米軍撤退後、この立派な施設を、清浄と平和を象徴している美しい富士山の下に、世界平和を世界の青年に訴える場としての国際的文化センターをつくりたい」(一部略)と、声をあげました。
根上ツナさんの思いが御殿場市長を動かし、静岡県知事を動かし、そして岸総理大臣に届き、国立青年の家が誕生しました。

国立中央青少年交流の家の理念、運営・行動指針

教育目標(教育理念)

「体験活動を通した青少年の自立」
様々な体験活動の機会を提供し、青少年一人ひとりの成長・発達を促し、その自律と社会性の涵養を目指します。

運営方針

国立青少年教育施設としての役割と、中央青年の家として創設された伝統を踏まえつつ、時代の要請に応じた新たな教育事業を創出して、その成果を広く発信します。また、私たちは、国立中央青少年交流の家を利用されるすべての団体が、「利用してよかった」と思える「満足」を提供することを目指します。

行動指針

私たちは、一人ひとりが教育施設としての役割を自覚しつつ
(1)相手の立場に立って「親切」に対応します。
(2)「安全」な施設・設備、教育環境を整えます。
(3)魅力的で「感動」のあるプログラムの提供を目指します。
また、自己研鑽に努め、互いに学び合うことを通して、より質の高い教育活動の展開に努めます。

国立中央青少年交流の家が行う事業

1. 教育事業

  • 青少年教育に関するプログラムの開発事業
  • 青少年の国際交流の推進事業
  • 青少年教育指導者等の養成及び資質の向上事業
  • 青少年の体験活動等の普及・啓発事業

我が国の青少年教育のナショナルセンターとして、青少年の課題や国の政策課題に対応しつつ、関係機関・団体と連携して、立地条件及び地域特性やニーズに対応した、青少年の体験活動事業や青少年教育指導者等の養成研修事業などを実施しています

2. 研修支援

  • 研修目的の達成に向けた教育指導・助言
  • 広く学習の場や機会・情報を提供
  • 教育効果の高い事業の成果を公立施設等に普及

利用者が施設を利用して行う学習活動を支援するために、広く学習の場や機会を提供し、研修目的達成に向けた、より効果的なプログラムの提案や教育的指導・助言等を行っています。
また、社会性や規則正しい生活習慣を身につけることができるよう、共同での宿泊や朝夕のつどい、標準生活時間を設けています。